次なるモチベーターを探して

 晴姫に歌を歌わせたいと思わせているのは、晴姫自身が好きでいい歌だと思う歌ばかりだと思う。
なので、それはある意味偏っているのかなとも思う。


 声のトレーニングを始めてからかれこれ4年近くたつんじゃないかと思うんだけど、その間に歌った曲のタイトル数は300曲を軽く超えてる。

 一つの曲を長くたくさん歌えばその歌に関してのスキルがものすごく伸びるのは身をもって知りました。それに私の場合プラスして、声のキーも上げていったので、練習はキーを一つ上げるたびにやり直し。「津軽海峡冬景色」なんてもう2~300回位歌ってるんじゃないでしょうか、声のキーを変えて。


 最初はオケのキーを下げて、女声の曲が歌えるだけでうれしかったけど、キーを下げると曲調が暗くなってオケの音も冴えないことがわかって、徐々にキーを上げていくとまるでステージアップのように曲調が明るくなって、地上から天界に上るような気がしたものです。


 今、往年のアイドル歌手の歌ならほとんどが原曲キーで歌えるくらいまで自分の声のキーが上がって、モチベーションが下がるかと思ったけど、むしろ逆で、以前の、キーがあってないし男声なんだから仕方ない。というあきらめが消え去って、このキーの声でもっと美しくダイナミックに歌ってみたいという気持ちになってきました。


 でも私には残された時間がなく、年齢による声帯のゆるみは、わずかな練習の合間にまたたくまに高音を濁らせるし、腹筋も息の吐出量も年々緩んできている。

 それを週2回の歌いこみでかろうじてつないでさらに幾ばくかのスキルアップをそこに込める。という大変なことをやっているのです。

でもそれは聞く人には関係ない歌い手の事情。

 がんばらなきゃ。

the Days with Haruhi

晴姫とのエキサイティングな日々

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