師走の京都に散ったはずの~紅葉を求めるのを、紅葉狩りと~いうのです~♪(うそです
始発もだいぶ過ぎて、日が昇ってやや暖かくなり始めたころに晴姫は移動開始しました。
御堂筋線西中島南方駅で阪急南方駅に乗り換えて、チョコレート色のピカピカの電車で京都の河原町という終着駅を目指します。
週末なので、日本人も外国人もたくさんその電車に乗ってて、新幹線だと新大阪から京都まで3000円もかかるけど、この阪急線だと460円で着くのです。時間は5~6倍かかるけど急がないので。
混んでたので、終点ひとつ前の桂あたりまでずっと立っていました。
桂で乗り換えると、例の三千院のある大原方面の電車に乗り換えができます。
桂を過ぎると電車は地下に潜ってゴーゴーと進みます。(特急だから)
そして終点の河原町駅。
GoogleMAPは地上に出て四条河原のバス停に行け。と示すのですが、改札を出たところのバス停の案内図が申し訳ないんですけどさっぱりわからなくって、G-MAPの示す路線なんかどこにも書いてなくって・・・。
仕方なく、G-MAPを放棄。観光地図に従ってE乗り場から清水道方面のバスに乗りました。
そうです、清水寺に行こうとしてるのです。もう30年ぶりくらいかな。
前回は400ccのバイクで来たので、1日で嵐山からはじめて、京都の外縁の有名どころのお寺さんやら太秦映画村を大体回れたのですが、徒歩だと、バスとか車の渋滞だの時刻表だのでぜんぜん。しかもバス停人多いし・・・。
30分くらい順番待ちしてやっとバスに乗りました。
230円。乗ったのは大した距離じゃなかったので帰りは歩こうと思いました。
清水道。
えんえんと狭い上り坂の続く、それでいてそうそう鎌倉の鶴岡八幡宮の参道みたいな。
そんなお店だらけのところを晴姫は7KGくらいの荷物を担いですたすたと歩いていきました。
この前買った、PanasonicのGM1はこういう時、ショルダートートバッグにスポッと収まるので楽ちんらくちん。
まあこの人の多さと、この人ごみの半分は外国人で、さらに修学旅行生まで・・・。
バス停から山門まで空いてれば15分くらいだけど、この日は30分くらいかかったかなぁ。
最近は西洋人じゃなくって、韓国・中国人(よく聞き分けると大陸人と台湾人がいた)
あとは、プルカを被った女性たちのいる集団なのでイスラムの若者たち。
日本って本当に世界的に稀な紛争中立地帯なんだなって思うのでした。
平和って大切だなって思う。
清水寺の能舞台というのは江戸時代に寄進されたものなので、戦国時代を描いた書物に能舞台のことが書かれていたとしたらそれは偽書。ということになります。
清水寺は実はチベットのポタラ宮を再現しようとしたもののようで、そのためにこんな険しい場所に建立されたものなんでしょう。下から見上げるとまさにポタラ宮のように見えます。
今回は紅葉狩りに来たのですが、すでに能舞台回りは見る時を逸したようでした。
しかし、東側の山影にはまだこんなにもたくさんの見どころが・・・。
この角度で見ると、ポタラ宮と似てませんか?
>>ポタラ宮殿
実は、もうちょっと色のダイナミックレンジが深かった気がするんですが、これはカメラ性能の限界なんでしょうか。赤色が妙に平板に見えますね。
このあと、山道をくだり、四条河原まで歩くことにしました。(バス停に人が鈴なりでとてもとても)
てくてくと下っていくとまだまだ紅葉がきれい。
二乗寺の近くの紅葉と昔っぽい路地
この辺の定食屋さんが安いこと。天ぷら定食で580円とか。
JRAの馬券売り場もなぜかこの辺にありました。
そして、ここから川を渡ると東山の飲み屋さん街があったり。
この後は、京都駅行きのバスに乗って京都駅に。
晴姫さんも昔みたいに、バスに乗るとほかの乗客ににやにやされたり、そばにいた女性が間隔をあけて立つみたいなこともなく、最近はふつーに乗れるのでホント助かります。
京都駅で、予約していた新幹線の変更をかけて1時間後ののぞみ号にして、遅い昼食にしました。
といっても13時半でしたけど。
新幹線乗り場の下の商店街で、京都なのでおそばをいただくことにしてお店に入りました。
入った瞬間に店員さんに、ほんの一瞬だけ違和感が走りましたが、晴姫が案内のお兄さんにちゃんとこんにちわ。って挨拶して一人です。って言うとまったくそんなのも消え去って、丁寧に接客してくれました。
目の前に座っていたサラリーマンの人が、なんか私をびっくりしたような目で見つめていることに気が付いたのは、お品を注文した直後のこと。
なんかほほえましくって、ちょっと微笑んでまたスマホ見てたら向こうも落ち着いたみたいですけど、ごめんなさいびっくりさせて。
やっぱり、京都のおだしはおいしいです。
まあ、駅ビルなのでそれなりに。でしたけど、関東の塩水とは全然違う。
帰りにレジでお代払って、店員さんにご馳走様って言って出ようとしたら、さっきの案内係のお兄さんがちゃんと晴姫の目を見て、ありがとうございました。って深々と頭下げてくださってびっくりした。うれしかった。
関東じゃ「ありがとうございました。」なんて言葉は「○○円のお釣りです。」と同じくらい機械的なんだけど、関西の人の言葉はそんなに軽くはない。
でもちょっと前、何人かの芸能関係者に、「晴姫さんは大女優みたいなオーラがあるよね。」っておなじように言われたことを思い出しました。
え・・偉そうなのかな、態度が私・・・。__orz
定刻通りに新幹線に乗って帰りました。
そして、来る時に見た関ヶ原の虹を再び見た。
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